NLPが分かるオススメ本5選と本では分からない大切なこと

NLPはNeuro Linguistic Programmingの略で、日本語では「神経言語プログラミング」と呼ばれています。

NLPは1970年代にリチャード・バンドラ―とジョン・グリンダーによって開発された心理学の一種で、カウンセリングやコーチングなどの人材育成のシーンや、人と人との関わりが重要な教育や医療現場、近年では、ビジネスやスポーツなど、さまざまなシーンで活用されるようになりました。詳しくは、コミュニケーション心理学NLPも併せてご覧ください。

NLPに初めて触れる方にとっては、「NLPって何だろう?」と思われるでしょうし、NLPを学んだことがある方にとっては、「NLPをもっと深く学びたい」と思われていることでしょう。

お金がそれほどかからずに、もっとも簡単に知識を得る方法が本です。

そこで、この記事ではNLPが分かるオススメの本についてご紹介します。また、NLPには「本では分からない」こともありますので、本では分からないことについてみていきます。

NLPが分かるオススメ本5選

手にとるようにNLPがわかる本

もし、あなたがはじめてNLPを学ぶのでしたら、この本がオススメです。はじめてでもなじみやすい言葉、口調で書かれています。また、分かりやすいイラストが理解しやすさになっています。NLPのスキルや大切な考え方が網羅的に書かれているので、「なるほど、NLPってこういうものなんだな」ということがこの一冊で分かります。NLPを学んだ方が復習に使うのにもオススメです。

自分とまわりを変える魔法のNLP実践トレーニング

NLPはコミュニケーションのスキルの一つですが、スキルを使いこなすためには、人を支援する側の「あり方」や「関わり方」が大切です。この本は、NLPのスキル(やり方)よりも、あり方を大切にしている本です。「人を支援するというのは、こういうあり方が大切なのだな」と感じることができます。

うまく伝わらない人のためのコミュニケーション改善マニュアル

日常では、コミュニケーションのスキルから考えることよりも、何かしらの問題があって「こういう場合はどうしたらいいのか?」という順番で考えることが多いです。この本は、NLPのエッセンスを盛り込んだコミュニケーションマニュアルで、問題や課題から解決策を検索できるようになっています。

ロバート・ディルツ博士のNLPコーチング

NLPを学んで、より実践的にカウンセリングやコーチングなどに生かしたい中・上級の方にオススメです。クライアントの状況によって、「環境」「行動」「能力」「信念・価値観」「自己認識(アイデンティティ)」どこに意識をフォーカスさせたらよいのか、そのための具体的な方法や質問が紹介されています。

言葉を変えると、人生が変わる~NLPの言葉の使い方

NLP上級者にオススメの本です。著者のクリスティーナ・ホールは、リチャード・バンドラ―とジョン・グリンダーとともに技法を開発し、マニュアルを作って指導していた一人です。内容を理解するためには、基本的な知識や経験が必要ですが、NLPの奥深さや言葉の面白さに改めて気づかせてくれます。

本では分からない大切なNLPのこと

本を読むことで「NLPとは何か?」を知ることができます。

一方、NLPには、本を読むだけでは分からないこともあります。なぜなら、NLPのスキルには、大きく分けて「言語の使い方」(伝え方や傾聴の仕方など、主に言葉を用いるスキル)と、「非言語の使い方」(顔の表情や声のトーン、ジェスチャーなど)の2つがあり、文字やイラストでは表現しきれないものがあるからです。

例えば、「香り」は本で表現できないように、私たちが五感でやりとりしている非言語情報は、本では表現しきれません。顔の表情はイラストや写真で表現することはできなくはありませんが、細かな表情の変化を表現することは難しいです。また、体で感じる心地よさやモヤモヤ感と言ったものも、本では表現しきれません。

NLPでは非言語情報を大切にしています。本を読むことでNLPの概要や考え方、スキルは分かりますが、身体感覚で感じるような効果は分かりません。

また、「言いたいことはあるのだけれど、言葉では上手く表現できない」ことがよくあるように、文字や言葉も万能ではありません。

このように、本で表現できることには限りがあるのです。

まとめ

泳ぎ方を覚えるためには、本を読んでも泳げるようにはなりません。実際に泳いで、体験することが大切です。非言語を大切にしているNLPにも似たようなところがあり、実際に体験・体感することによって得る気づきや学びが大きな役割を果たしています。

もし、NLPを理解するなら、本による知識に加えて、実際に体験・体感できる入門講座等に参加することも検討してみてはいかがでしょうか。

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著者

竹内義晴
竹内義晴NPO法人しごとのみらい理事長
1971年生まれ。新潟県妙高市出身。自動車会社勤務、プログラマーを経て、現在はNPO法人しごとのみらいを運営しながら、東京のIT企業サイボウズ株式会社でも働く複業家。「複業」「多拠点労働」「テレワーク」を実践している。専門は「コミュニケーション」と「チームワーク」。ITと人の心理に詳しいという異色の経歴を持つ。しごとのみらいでは「もっと『楽しく!』しごとをしよう」をテーマに、職場の人間関係やストレスを改善し、企業の生産性と労働者の幸福感を高めるための企業研修や講演、個人相談を行っている。サイボウズではチームワークあふれる会社を創るためのメソッド開発を行うほか、企業広報やブランディングに携わっている。趣味は仕事とドライブ。

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