自分が変化するきっかけに──しごとのみらいの理事になりました
しごとのみらいの柳川賢太郎(やなけん)です。
2022年度より、しごとのみらいの理事になりました。
私がしごとのみらいに参加して9年目となりますが、「理事が務まるのだろうか」「みなさんに迷惑をかけるのではないか」と、正直不安な部分が大きいです。しかし、オファーがあった時、今年の個人スローガンと照らし合わせて考えた末にお受けしようと決めました。
私が理事を引き受けることで、どのような変化を自分やしごとのみらいに望んでいるのか。その辺りを言語化できたらと思います。
自分の中に立ちはだかる壁を突破したい
ちなみに、2022年の私のスローガンは「Breakthrough!」。2021年12月31日のFacebookには、こんな書き込みをしました。
自分の中に立ちはだかる壁を突破して本格的な移行の年にすることと、プライベートも充実させて、自分らしく充実したご機嫌な毎日を過ごしていきたいと思います。
自分の中に立ちはだかる壁とは――。
「どうせ◯◯◯」
「そんなことやってどうなる? 意味ある?」
「自分には無理」
自分で自分の中に勝手に作ってしまう心の壁、これを突破して「新しい自分」へ移行するためのスローガンです。割りと気に入っています。
元々小心者で石橋を叩いて渡る性格なので、10代~30代は「やらない・行動しない」という選択をする事が多かったような気がします。
予測できない時代を、どのようにサバイブするか?
私が仕事で携わっている業界は、いわゆる「右肩上がりの成長産業」だったこともあり、ある程度やっていれば安心して生活できました。しかし近年は成熟期に入ってきて、会社の将来がどうなるか予測できない状況になってきました。
また、新型コロナウイルスの影響で今までのやり方や常識が一変しました。
取引先との打ち合わせはオンライン中心になり、現場では感染対策を入念に行いながら業務をする日常が3年目に突入するなど、誰も予想しなかった状況となりました。
さらに、今年の4月1日に、勤めていた会社が同業他社に吸収合併されました。
3年前の自分に伝えても絶対に信じてもらえないと思います。半年前に急に決まり、「青天の霹靂」という言葉がピッタリな出来事でした。幸いなことに、新しい職場のメンバーはこの吸収合併を前向きに捉えていて、「良いところを吸収して、会社の新時代をつくる」という雰囲気が醸成されているのがありがたいところです。
東日本大震災、リーマンショック、新型コロナの蔓延、ロシアのウクライナ侵攻など、私の記憶の新しいこの15年くらいの間にも、ものすごい大変な事が多数発生していて、何がいつ起こるかわからない。その時にどのような心持ちでどのように対応するのか? この予測できない時代を、どのようにしなやかにサバイブ(生き残る)するのか? これが非常に重要だなぁと感じています。
自分の道は自分で切り拓く
私は就職氷河期世代なのですが、この世代は求人が少なく不本意な仕事についている人も多い世代でした。終身雇用制度も年金制度も崩壊し、その中で「人生100年時代」と言われても、なにをどうしたらよいのやら……。
そんな中、この1,2年で得た学びとしては「自分の道は自分で切り拓く」でした。
あと10~15年くらい早く気づいていたら、もっと違う人生になったのではないか。そう思うくらいの気づきです。
これから、自分の将来がどのように変化していくのかわからないけれど、色々と試してみる。自分に合わなかったりダメだったら辞める。合うものはとことん続けてみる。
理事を引き受けたのも「色々と試してみる」の一つなのかなと感じています。
これからの、しごとのみらい
ここ数年のしごとのみらいは、会員それぞれの「心の拠り所」的な存在としての役割が大きかったと感じています。
2022年の自分の目標に照らし合わせて考えると、プライベートも充実させて、自分らしく充実したご機嫌な毎日を過ごしていくために、まずは会員の皆さんと「充実した毎日」を過ごすためのヒントを共有していったり、同じ課題感を感じている方と協働したりと、小さいながらも「理想の社会」をつくるためのアプローチをしていきたいなぁと考えています。
理事長の竹内義晴さんの直近の著書である「Z世代・さとり世代の上司になったら読む本」の言葉を借りると、まずは、『半径5mの「池ポチャ」から実践』ですね。
それが実際に、形になるのか失敗するのかはわからないけれど、「なんでも一つずつ試してみる」のがいいかな。
一人ひとりの「楽しい」で、しごとのみらいを創る。
そんな理念と価値観を、ジワジワと日本に浸透させていく2022年度にしたいなと考えています。どうぞ、よろしくお願い致します。
投稿者プロフィール
- 1974年生まれ、福岡県出身、神奈川県在住。「自分らしく、充実した毎日をあなたに。」自分らしい人生を送りたい人を全力で応援します。携帯電話販売代理店23年。国際コーチング連盟アソシエイト認定コーチ。2010年に自宅マンション管理組合理事長旧任時の活動が「日経スペシャル ガイアの夜明け」で放映。趣味は野球観戦で、応援団の周辺で大声で応援歌うたって応援するのが好き。
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