TCMを描くときは、本音を書こう

TCMを使ったセラピーや思考法をお伝えするとき

「本音を書いてくださいね」

とお伝えしています。

「本音を書く」とは……

ある人のことがムカつくなら「ムカつく」と書いていいし
バカと思うなら「バカ」と書いていいし
不安があるなら「不安」と書いていいし
嫌なことがあるなら「嫌だ」と書いていい。

そういうことです。

「ご自身のノートです。誰に見られるわけではないので、どんな汚い言葉を使ってもいいですよ」

と申し上げるのですが、
本音を書くことに躊躇(ちゅうちょ)される方が
かなりの割合でいらっしゃいます。

それだけ、普段、自分の本音を言葉にする、外に出すことが
なかなかないということなのかもしれません。

日常では、人に知られたら困ることもたくさんあるし
面と向かって言葉にできないこともたくさんありますよね。

その気持ち、よく分かります。

けれども、
TCMを描くときは、「本音で書く」ことをオススメします。

本音をノートに書き出すことで

  • 思いのほかスッキリします
  • 自分の考えに客観的に触れることで、冷静になれます
  • 頭の中にあることを改めて目にすることで、気づきが生まれます

そのような効果があります。

TCMをノートに書き出すということは、つまり
「自分に正直になる」ということです。

自分に隠しごとがなくなったとき、本当の自分に出会うことができ
今まで気付くことのなかったあなたのリソースに気づくようになれるのです。

投稿者プロフィール

竹内義晴
竹内義晴NPO法人しごとのみらい理事長
1971年生まれ。新潟県妙高市出身。自動車会社勤務、プログラマーを経て、現在はNPO法人しごとのみらいを運営しながら、東京のIT企業サイボウズ株式会社でも働く複業家。「複業」「多拠点労働」「テレワーク」を実践している。専門は「コミュニケーション」と「チームワーク」。ITと人の心理に詳しいという異色の経歴を持つ。しごとのみらいでは「もっと『楽しく!』しごとをしよう」をテーマに、職場の人間関係やストレスを改善し、企業の生産性と労働者の幸福感を高めるための企業研修や講演、個人相談を行っている。サイボウズではチームワークあふれる会社を創るためのメソッド開発を行うほか、企業広報やブランディングに携わっている。趣味は仕事とドライブ。

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