TCM の楽しさは「書くこと」ではなく「考えること」に集中できること

TCM の楽しさは、その「自由さ」にあります。

「○○の線は太くかなかければいけない」とか、「何かを先に書かなければいけない」などのルールはほとんどありません。

ルールがほとんどないので、義務感にさいなまれることもありません。

唯一、ルールとしてあるのは、ノートの真ん中に考えたいテーマを書き、三角形の上側には、テーマに対する目的を書くこと、そして、三角形の下側にはテーマに対する具体的な内容を書くこと。基本的なルールはこれだけです。

後は、線を書いて伸ばすだけ。三角形のチャートの形自体が、目的を明確にしてくれたり、具体化を手伝ってくれるので、「考える」ことだけに意識を集中できます。

「書き方」に意識を向けない分、思考に集中できるので、考えること自体が楽しくなってくるのです。

それが TCM の特徴です。

投稿者プロフィール

竹内義晴
竹内義晴NPO法人しごとのみらい理事長
1971年生まれ。新潟県妙高市出身。自動車会社勤務、プログラマーを経て、現在はNPO法人しごとのみらいを運営しながら、東京のIT企業サイボウズ株式会社でも働く複業家。「複業」「多拠点労働」「テレワーク」を実践している。専門は「コミュニケーション」と「チームワーク」。ITと人の心理に詳しいという異色の経歴を持つ。しごとのみらいでは「もっと『楽しく!』しごとをしよう」をテーマに、職場の人間関係やストレスを改善し、企業の生産性と労働者の幸福感を高めるための企業研修や講演、個人相談を行っている。サイボウズではチームワークあふれる会社を創るためのメソッド開発を行うほか、企業広報やブランディングに携わっている。趣味は仕事とドライブ。

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