感情的になりやすい人ためのコミュニケーション練習法

ビジネスシーンでは、「コミュニケーションが大切だ」とよく言われますよね。

「もっとコミュニケーションが上手くなりたい。何から練習したらいいのだろう?」と思われている人もいらっしゃるかもしれません。

一方、コミュニケーションのシーンでは、つい、感情的になってしまいがちです。

そこで、コミュニケーションを練習するステップと、練習を上手く進めるポイントについてお話します。

コミュニケーションを練習するステップ

コミュニケーションを練習するなら、「観察」や「信頼関係の作り方」「傾聴」の練習から始めることをおすすめします。

なぜなら、感情的になりやすい人にとって、自分の意見を伝える練習からはじめると、つい、感情の高ぶりでおしゃべりが過ぎてしまったり、相手に強くあたってしまい、意見の対立を招きやすいからです。

また、「話を聞く」ことだけに意識を向けることによって、「話したいと思っている自分」や「感情が高ぶりつつある自分」に気づきやすくなり、感情をコントロールする練習にもなります。

コミュニケーションの技法

「観察」「信頼関係の作り方」「傾聴」の技法については、次のリンク先を参照してください。

コミュニケーションの練習を上手く進めるポイント

程よい距離の人を選ぶ

コミュニケーションの練習をする際、程よい距離がある人を選びましょう。なぜなら、程よい距離がある人のほうが、感情的になりにくいからです。

たとえば、親や兄弟のような関係が近い人は、感情がのりやすいです。感情は、理性よりも強くはたらくため、一度感情的になってしまうと、「意識的に話を聞いてみよう」「あたたかい気持ちで接してみよう」と思っても、思うようにできません。

その状況が何度か続くと、「やっぱり、私はコミュニケーションが下手だな」のように、自信を無くしてしまうかもしれません。

程よい距離がある人なら、感情がのりにくいため、意識的に話を聞くことができます。あたたかい気持ちで接することもやりやすいでしょう。

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なお、身近な人でも、10歳ぐらいまでの子供は反応が素直で分かりやすく、練習がしやすいです。食事やお風呂の時間などに、「今日、学校どうだった?」のように話しかけ、「へぇ、○○があって、楽しかったんだね」のように、傾聴の技法を使いながら話を聞くと、いつもよりたくさん話してくれるようになります。傾聴の効果や楽しさを感じやすくなるでしょう。

自分を「いい状態」に整えてから練習する

コミュニケーションの練習をする際には、自分を「いい状態」に整えておくのもポイントの一つです。なぜなら、イライラしたり、急いでいたりしている状況では、そもそも感情的になりやすいからです。

「いい状態」に整えるために、事前に深呼吸して、上手く会話ができているシーンをイメージしてからのぞんでもいいでしょう。リラックスするためにコーヒーを飲みながら話を聞くのもいい方法です。

「ごきげんな状態」を心がけてください。

まとめ

コミュニケーションの練習方法についてお話しました。

コミュニケーションに限らず、新しいスキルを身につける際には、「無理なくできる」ことから始めると、苦手意識が先に立たず、練習がしやすくなります。

コミュニケーションは技術です。練習すれば誰でも身につけることができます。よりよいコミュニケーションで、あなたのまわりの人と、よりよい関係が築けますように。そして、大切な仲間と信頼関係が築けますように。

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著者

竹内義晴
竹内義晴NPO法人しごとのみらい理事長
1971年生まれ。新潟県妙高市出身。自動車会社勤務、プログラマーを経て、現在はNPO法人しごとのみらいを運営しながら、東京のIT企業サイボウズ株式会社でも働く複業家。「複業」「多拠点労働」「テレワーク」を実践している。専門は「コミュニケーション」と「チームワーク」。ITと人の心理に詳しいという異色の経歴を持つ。しごとのみらいでは「もっと『楽しく!』しごとをしよう」をテーマに、職場の人間関係やストレスを改善し、企業の生産性と労働者の幸福感を高めるための企業研修や講演、個人相談を行っている。サイボウズではチームワークあふれる会社を創るためのメソッド開発を行うほか、企業広報やブランディングに携わっている。趣味は仕事とドライブ。

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