「このままで終わりたくない」──自己再創造に必要なもの

仕事のその先

こんにちは。しごとのみらいのやなけんです。

最近、「LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略/リンダ・グラットン、アンドリュー・スコット著」を読んでいます。発売当初(2016年)話題になったので、タイトルをご存知の方も多いのではないでしょうか。

私が購入したのは1年くらい前ですが、「積ん読状態」で放置していました。

なぜ、読む気になったのか。それは、4月に複数のコーチングクライアントさんが同時期に「これから先の人生をどう生きるか」というテーマだったことと、しごとのみらい理事長の竹内さんの記事、『「つぶしが利かない仕事」で、この先どうなるのか不安』を読んだこと、7月に開催した、しごとのみらい交流会参加者から仕事や将来に対する不安の言葉を聞いて、「自分も漠然とした不安に包まれているなぁ~。読むなら今でしょ!」と思ったからです。

私は普段は会社員として働いていますが、職場の事業移管に伴い、求められる役割がマネジメントから事業承継へと変わってきました。この変化を機に、ここ数年間で興味を抱いている人材系の仕事にキャリアチェンジを試みるも40代は実績が求められます。社内で役割の変化を進められると良いのですが、今は難しそうです。

「このままで終わりたくない」

「なんとかしなくちゃ」

そんな想いから、将来に対する漠然とした不安を抱いています。

この漠然とした不安はなんだろう?

この不安はどこから来ているのか……少し考えてみたところ、私の場合は下記から来ているようでした。

  • 今までとは異なる役割で現在働いており、ぶっちゃけ全然楽しく働けていない。しかし、住宅ローンの返済や子供の学費、日々の生活があるために「ライスワーク=生活の糧を得るため」として働いている。
  • この5,6年、仕事の興味対象が変化しておりキャリアチェンジの気持ちを抱いているが、年齢や業務経験などから市場でのニーズが少ない。もしくは自分の経験を活かせる出会いがない。
  • 明確なゴールを描けていないために、「なんとかしなくちゃ」と焦りや不安だけが大きくなっている。

もっと色々あるような気もしますが、パッと思いつくのはこれくらいでしょうか。書いていて「あぁ、やはり現状には満足していないのだなぁ」と改めて感じました。そして自分の考えがフワフワ(?)しているから不安なんだという事も、この記事を書きながら認識できました。やっぱりアウトプットするって大事ですね。

不安を感じていない状態ってなんだろう?

さきほどの中で、「明確なゴールを描けていないために」焦りや不安な気持ちが大きくなっている事を認識しました。

では、自分が不安に感じていない状態はどんな状態なのでしょうか?

  • 明確に自分のビジョンや取るべき行動が決まっていて活動している。かつ、成果や変化が現れており進んでいる実感が得られている。
  • 家族や職場の同僚、身近な友人以外の人間関係がある、気軽に相談などができる仲間がいる。

先日、キャリアコンサルタントからの質問で「あなたの70歳、80歳時点の到達点は何か?」と問われた時に、言葉に詰まってしまいました。ぼんやりと「こうだったらいいなぁ」という妄想はありますが、まったく鮮明ではありません。それが自分を不安にさせている原因なのかも知れません。でも……「70歳、80歳時点のイメージを鮮明に描けている人って、逆に世の中いるのだろうか?」と、ちょっと疑問に思います。

LIFE SHIFTでは、

自己再生の友人関係(前向きな親しい友人たちのネットワーク)が大きな役割を果たす。この自己再生の友人関係は安らぎを与え、活力を強力に支えてくれる。

LIFE SHIFTより

と記述しています。

これは私にとっては、しごとのみらいだったりコーチ仲間が該当するのかなぁ。

普段は密なやりとりがなくても、何かあったら相談したり気軽に話せる。そういった人が身の回りにいると、心を強く持てる気がします。そんな人達の輪に(すみっこかも知れないけど)身をおけていることは、非常にありがたいなぁと感じています。

不安の解消に役立ちそうなもの

5月中旬から6月まで、前向きな活動をまったくしたくない時期がありました。焦燥感はあるのに頭と体が動かない状態。

これじゃダメだなぁ~と思って、気を取り直してまず始めたのが読書と散歩でした。

読書は自分の知らなかった考えや知識、視点を教えてくれます。LIFE SHIFTは自分の必要とする時期にジャストタイミングで読んでいるなぁと思います。散歩やランニングは運動不足解消や気分転換、考えをまとめたりするのに役立ちます。

次に役立ちそうだなと思って8月に取り組んでいたのが「誰かと話す」です。コロナ禍で会うのが難しいので、自分が話してみたい5,6人に声をかけて、1時間~1時間半ほどZOOMで情報交換や雑談をしました。皆さん快諾してくれて非常に良い時間を過ごせました。お時間頂いた皆さん、本当にありがとう。

特に6月中は虚無感が酷かったのですが、本でインプットし、散歩しながら考えをまとめ、ZOOMでの会話でアウトプットする事で、8月後半は安定した心の状態にできました。

毎日の小さな行動が未来をつくる

ここまで書いて、5月中旬から6月は前向きな気持ちに一切なれず、変化の無い毎日を過ごしていたなぁと気づきました。

実はいま、国際コーチング連盟の資格取得にチャレンジしているのですが、実技試験の申請を終えたのが5月17日。クライアントが少なくなったのと体調もあまりよくなかった時期だったので、朝起きて会社へ行き、業務終了後にすぐ帰宅。食事をして寝る。休日は何もせずにゴロゴロして過ごす……この繰り返しだったような気がします。

変化が無いということは、何も変わらないということ。焦っても不安になっても何も変わりません。そして、そんな毎日を過ごしていると視野がものすごく狭くなることに気づきました。

LIFE SHIFTでは、新しい自分に移行する事に成功する条件として、次のように定義しています。

自分へのある程度の理解

新しい人的ネットワークへ加わる

変身のプロセスが受け身ではない

LIFE SHIFTより

特に3番目が胸に刺さりました。何かを変えたい、現状打破をしなけばと思うのであれば、何か小さいことから初めて常に前へ進むことが大事だなぁと。

最近、水前寺清子さんの「三百六十五歩のマーチ」が頭の中をよく流れます。まずは、通勤時間の電車の中では今読んでいる本を理解しながら読み進めること、そして、間もなく国際コーチング連盟の筆記試験があるので、試験勉強を少しずつ始めることから前に進もうと思います。

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著者

柳川賢太郎 (やなけん)
柳川賢太郎 (やなけん)
1974年生まれ、福岡県出身、神奈川県在住。「自分らしく、充実した毎日をあなたに。」自分らしい人生を送りたい人を全力で応援します。携帯電話販売代理店23年。国際コーチング連盟アソシエイト認定コーチ。2010年に自宅マンション管理組合理事長旧任時の活動が「日経スペシャル ガイアの夜明け」で放映。趣味は野球観戦で、応援団の周辺で大声で応援歌うたって応援するのが好き。

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