たまには毒を吐く

読者からのコメント

先日、メンタルヘルス対策に必要なのは「クラブのママ」的存在?というお話をしました。

Aさんより次のようなコメントをいただきました。ありがとうございます。

コメントをご紹介しつつ、返信させてください。

いつも記事を読ませていただき、いろいろ考えることができて本当にありがとうございます。

私は傾聴を勉強しています。前の職場では愚痴を聴くのに随分役にたちました。

仕事の内容、働いている人の人柄などわかっているので話も随分盛り上がり結構すっきりした気分になりました。辞めた今でも時々愚痴を聴きに友達と会っています。

今は人数の少ない会社で勤めています。愚痴を言い合える人もいないのでとても息が詰まるような感じで働いています。新人なので、まわらから嫌われると仕事を教えてもらえない不安もあり、余計な事は話さないような感じです。

家族に話すと「仕事は辛いもの。我慢が足りない。」みたいな事を言われるのであまり話さないです。

人の話を聴く、話すということは私にはとても大事な事です。

仕事が楽しいと気持ちが楽ですよね。

人の話を聴く、話すって、本当に大切ですよね。Aさんが話を聴いてくれるおかげで、周りの方はずいぶん助かっているんじゃないかなぁと思います。

筆者も最近、何人かの知人にお願いして、意図的に聴いてもらっているのですが、話すと頭の中が整理できますし、自分でも気がついていない本心が分かるので助かっています。

今の職場は愚痴を言い合える人がいないとのこと。前の職場の方に、「今度は私の話を聴いてくれる?」と話を聞いてもらうといいかもしれませんね。

たまには毒を吐く

20140131

気心知れた人に「毒を吐く」って意外と大事なんです。

「毒を吐く」なんて言うと、ちょっと批判的なイメージがあるかもしれませんが、頭の中が整理できずに悶々としているときは、時々「メンドクセー」のように、毒を吐くのがオススメ。

自分の状態をよりよくしようとするとき、ネガティブ度が深いとなかなか気持ちを切り替えることができません。もちろん、いつも不平不満ばかり言うのはいいとは思いませんが、気持ちを一時的にでもスッキリさせ、よりよい状態に方向付けるきっかけとして、「毒を吐く」のはいい方法だと思っています。

毒の吐き方

毒の吐くにも、やり方があります。

毒を吐く相手を選ぶ

直接的な関係者の前だと、相手に迷惑がかかったり、逆に批判されたり、否定されたり、裏で「○○さん、こんなことを言っていたよ」と陰口を言われるような、思わぬ火の粉をかぶるかかる場合があるので、周りの人に迷惑がかからないように毒を吐くといいです。

たとえば……

程よい距離のある方や、「あ~、わかるわかる」とお互いの立場が分かり合えるような方、感覚が合うような方を選ぶといいでしょう。

毒を吐く相手がいない場合

もし、周りにそのような方がいないときは、一人になれるような場所まで車に乗って、大声で叫ぶのがおススメです。かなり毒が吐けます。

プラス思考の前に、まずは気持ちの整理から

よく、「プラス思考」や「ポジティブシンキング」が大切だといいます。

だからといって、パッと頭が切り替えられないことがあります。

もちろん、いつも批判や悪口ばかり……は問題ですが、たまには、毒を吐いてもいいんです。そうすると、元の状態に戻れます。気持ちの整理ができます。

ポジティブに考えるのは、それからでも大丈夫。まずは気持ちを整理することを優先させましょう。

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著者

竹内義晴
竹内義晴NPO法人しごとのみらい理事長
1971年生まれ。新潟県妙高市出身。自動車会社勤務、プログラマーを経て、現在はNPO法人しごとのみらいを運営しながら、東京のIT企業サイボウズ株式会社でも働く複業家。「複業」「多拠点労働」「テレワーク」を実践している。専門は「コミュニケーション」と「チームワーク」。ITと人の心理に詳しいという異色の経歴を持つ。しごとのみらいでは「もっと『楽しく!』しごとをしよう」をテーマに、職場の人間関係やストレスを改善し、企業の生産性と労働者の幸福感を高めるための企業研修や講演、個人相談を行っている。サイボウズではチームワークあふれる会社を創るためのメソッド開発を行うほか、企業広報やブランディングに携わっている。趣味は仕事とドライブ。

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