【インタビュー音声】株式会社エニーケア 宮原翔さん―『「もうイヤだ!」と思ったきがチャンス』

タイトル

「もうイヤだ!」と思ったきがチャンス

対談者のご紹介

宮原 翔〔みやはらしょう)

新潟県出身。1982年生まれ。

17歳で社会人になり、25歳で株式会社リクルート入社。2年の営業経験だけで、全く未経験の訪問型の鍼灸マッサージを27歳で開業。現在は新潟県内に多店舗を展開。2012年には産後女性のケアを専門に行う訪問産後ケア事業をスタート。信頼できる仲間たちと前向きに働いている。株式会社エニーケア 代表取締役。

インタビュー音声のご紹介

今回のお話は、新潟県新発田市で訪問鍼灸マッサージ業を営んでいる株式会社エニーケアの宮原翔さん。

宮原さんは17歳で社会人になり、さまざまな仕事や、いい意味での「遊び」を経験。25歳で株式会社リクルート入社。2年の営業経験だけで、全く未経験の業界で27歳で起業します。

起業の理由は「社長になりたかった」から。「やりたいことをやりましょう」という情報が多く、何がやりたいのか分からず迷っている方が多い中、「何がやりたい」ではなく、「社長になりたい」という理由で起業した宮原さんは、特異なタイプと言えるかもしれません。

また、最近、よく耳にする社会貢献という言葉。もちろん、社会貢献も大切なのかもしれませんが、どちらかといえば取ってつけたようなメッセージが多いのも事実。

宮原さんの事業は「高齢者のための訪問型介護マッサージ」ですが、社会貢献性の高い事業であることは間違いないありません。けれども、起業した理由が、「社会貢献性の高い事業をしたい」というよりも、もっと根底にあった動機は、「もう、自分の意思で何も生み出せない前の生活には戻りたくない」という、「もうイヤだ!」という感覚だったそうです。

そんな宮原さんのお話は飾ることなく、思い通りにならない現状をしっかりと見つめながら、それでも、新しいことにチャレンジしようとする「素」の感じがとても印象的でした。

このインタビューは、起業家や経営者だけではなく、働く人なら誰もが抱く「ずっとこのままでいいのか?」「仕事が上手くいかないとき、どう自分と接すればいいのだろう?」という悩みについて、その解決策を明確に提示してくれています。

前向きな宮原さんの考え方は、聴いているだけでも元気になれるので、多くの方に聴いていただきたいインタビューです。

「もうイヤだ」を味わったとき、噛みしめたとき、次のチャンスが表れます。あなたも現状をしっかりと見つめれば見つめるほど、思わず行動したくなるはずです。

音声について

収録時間:1:11:24

Track1 高齢者のための在宅マッサージで起業
Track2 起業のきっかけは「社長になりたい」
Track3 仕事を選ぶ「基準」とは?
Track4 「まだ○歳」か「もう○歳」か
Track5 「もうイヤだ!」と思えたときがチャンス
Track6 結果が出ないときに支えてくれたもの
Track7 「自分らしくいられるか」がすべての判断基準
Track8 上手くいかないことのほうが将来ネタになる
Track9 自分で自分をいかに励ませるか
Track10 周りの仲間を元気にする励まし方
Track11 イヤなものをしっかり見る
Track12 居心地のいい感覚に素直になる

価格・お支払い

  • 1480円

投稿者プロフィール

竹内義晴
竹内義晴NPO法人しごとのみらい理事長
1971年生まれ。新潟県妙高市出身。自動車会社勤務、プログラマーを経て、現在はNPO法人しごとのみらいを運営しながら、東京のIT企業サイボウズ株式会社でも働く複業家。「複業」「多拠点労働」「テレワーク」を実践している。専門は「コミュニケーション」と「チームワーク」。ITと人の心理に詳しいという異色の経歴を持つ。しごとのみらいでは「もっと『楽しく!』しごとをしよう」をテーマに、職場の人間関係やストレスを改善し、企業の生産性と労働者の幸福感を高めるための企業研修や講演、個人相談を行っている。サイボウズではチームワークあふれる会社を創るためのメソッド開発を行うほか、企業広報やブランディングに携わっている。趣味は仕事とドライブ。

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