小冊子「仕事のやる気とメンタルケア」

「仕事のやる気とメンタルヘルスの実態調査」を実施

NPO法人しごとのみらいでは、2011年1月~2月にかけて、「仕事のやる気とメンタルヘルスの実態調査」を行いました。

アンケート結果を元に、小冊子『「仕事のやる気とメンタルケア」―ストレス社会を、充実した気持ちで働くために―』を作成いたしました。

小冊子では、今、職場で起きている仕事のやる気やメンタルヘルスの実態を紹介するとともに、

「どのようにすれば、ストレスコントロールができるのか」
「どのようにすれば、人間関係のよい職場になるのか」
「どのようにすれば、モチベーションを維持できるのか」
「どのようにすれば、チームが活発になるのか」

などの視点で、現在、労働者や組織が抱えているさまざま問題を解決するためのヒントが書かれています。

調査結果の概要

  • メンタルヘルスの不安を抱いた経験がある人は9割
  • 多くの人が「職場の人間関係」でやる気を失っている
    「目標」「給与」は、仕事のやりがい・やる気に与える影響は少ない
  • 職場で悩みを抱えている人は8割
    職場の「将来性」「人間関係」に多くの人が悩んでいる
  • 「悩みを気軽に相談できる人がいない」人は4割
  • 本当は「上司」「専門家」に仕事の悩みを相談したい
    実際は上司には相談せず、選ぶのは「友人」「同僚」「誰にも相談しない」

本アンケートのメディア掲載記事

小冊子をご覧いただきましたみなさまのご感想

これまでいただきましたご感想をいくつかご紹介しますと……

素晴らしいシェアをありがとうございます。アンケートと考察がとても綺麗にまとまっていて素晴らしいと思います。身近にうつ経験者(進行形も含む)が多いことに加えて、障害者施設のコンサルや障害者の働く場を増やす活動をしていたこともあり、メンタルヘルスについても基本は学びましたが奥が深くいろいろ考えます。小冊子は1つの事実+考え方として意義あるものと思います。ありがとうございます。(Oさま 女性)

人生の最大の幸せは「家庭生活の円満」と「職業の道楽化」だと思ってます。そのうちの「職業の道楽化」にするためのヒントが満載です。これ、読まなきゃ損です。(Sさま 男性)

自分がネガティブな感情を抱いたとき、「何が私をそう思わせるのだろう」と考えようとするだけでも、ずいぶん落ち着くことに気づけました。このことを知ってから、私は、なんだかフッと急に気持ちが楽になったときも「何が私を明るい気持ちさせてるのかなあ」とちょっと考えてみたりして、自分はどういうことに心地よさを感じるのか、あらためて認識したりしました。(M・Kさま 女性)

5.5.1~5.5.4、特に配慮が必要と思っている点を簡潔にお書きになられていたので、かみ締めるような思いで読ませていただきました。実際、自分自身の内から聞こえてくる声を素直に問い続ける・・・できる事でしょうに、ついつい目をそらしてしまう事は私自身にも思い当たる点があります。「気をつけるべき」ではなく「気をつけたい」ので、もう一度心に叩き込んでおきたいと思います。(K・Tさま 女性)

肩肘を張らずに目を通せ、すーっと頭に入ってくる感触が良かった。文字量も丁度良い。 分厚の本では読んでその時は反応するが、読了後本棚に納めた時から時間の経過と共に以前と同じ様な思考に戻ってしまう。この様な軽いブックレットであれば職場の机の中に入れておき、時々読み返してセルフチェックすることが出来ると感じました。この様なブックレットが、「上司との関係」「部下との関係」「同僚との関係」「気の合わない人との関係」「云いにくいことを云う時の心の持ち方」「ネガティブな気持ちしか沸いてこない時に読む」「男性上司から女性部下への対応(又は反対)」などのテーマでシリーズ化され拡がって行き、習慣化されると職場環境がぐんぐん好変するような気がしてきました。(Y・Oさま)

専門的な内容を判りやすい文章で表現してあったので、疲れることもなく、一気に読むことができました。アンケートの分析も、グラフもあり、理解し易かったです。自分を客観的にみて、自分の心の底にある気持ちに気づくことが必要・・という文章を読んで目からウロコがポロリ!でした。自分が勉強を続けているものの中に、共通の表現があり、「やっぱり、そうだよね」とあらためて自覚することができました。また、仕事を含めて人生をどう勧めていこうかなと思案中なのですが、自分の心に正直に行こうと決めることもできました。この時期に、この小冊子を読む機会を与えてくださったことに、感謝します。ありがとうございます。

今回の小冊子はとても読みやすく、各ページ毎に頷きながら読んでおりました。

以前から私自身、職場の雰囲気を何とか変えたい、やりがいが持てる仕事場にしたいと思っていました。(かれこれ15年) その当時、暗中模索で、本やネット調べて自分なりに考え、実行した内容が、この小冊子に書かれており、私がやってきたことは間違ってなかったと納得した次第です。アンケート結果も興味深いものがありました。

自分のスタッフに仕事の指示を出すときに、スタッフの立場、価値観を考え、スタッフのやる気を刺激するような話を心がけました。その後、スタッフは定期的に進捗状況を報告してくれ、私は机でそれを聞いているだけでした。

最終的に、私のイメージしたそのもの(それ以上)の結果を出してくれました。 「あれしろ」「これしろ」と指示、命令をして、結果のフォローアップ・・・・。 これでは、部下の一挙手一投足まで管理する羽目になり、結果的にはスタッフも管 理者側が疲れてしまいます。 (当時の上司には、「お前は甘やかせしすぎる」としかられましたが・・。)

現在、私はその職場を離れ、別な組織に異動となりましたが、当時のスタッフも成長してくれています。 早速、この小冊子を同僚、部下に送った次第です。(自分用に印刷した小冊子 は、居酒屋で同僚に奪われました。)

応援しておりますので、これからも益々ご発展ください。(M.Wさま 男性)

小冊子ダウンロード

『「仕事のやる気とメンタルケア」―ストレス社会を、充実した気持ちで働くために―』(PDFファイル 63ページ)

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投稿者プロフィール

竹内義晴
竹内義晴NPO法人しごとのみらい理事長
1971年生まれ。新潟県妙高市出身。自動車会社勤務、プログラマーを経て、現在はNPO法人しごとのみらいを運営しながら、東京のIT企業サイボウズ株式会社でも働く複業家。「複業」「多拠点労働」「テレワーク」を実践している。専門は「コミュニケーション」と「チームワーク」。ITと人の心理に詳しいという異色の経歴を持つ。しごとのみらいでは「もっと『楽しく!』しごとをしよう」をテーマに、職場の人間関係やストレスを改善し、企業の生産性と労働者の幸福感を高めるための企業研修や講演、個人相談を行っている。サイボウズではチームワークあふれる会社を創るためのメソッド開発を行うほか、企業広報やブランディングに携わっている。趣味は仕事とドライブ。

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