連合上越さんで講演―「自殺予防」の前に必要なこと ~ちょっとの工夫が働きやすい職場を作る~

連合上越さんで労働者の自殺予防に関する講演をさせていただきました。「連合」といえば、各企業の労働組合が集まった組織体ですね。

上越は新潟県にありますが、実は、新潟県は全国でも自殺率が高い県です。特に雪が降る冬季は、気分的にもウツウツしがちです。

自殺予防の話と言えば、本人向けには「命は大切だ」「無理はしないで」「自分を責めないで」「疲れたときは休もう」といった話が多いです。また、周りの同僚や家族向けには「変化に気づこう」「声をかけよう」「がんばれと言ってはいけない」といった内容が多い気がします。

これらは、とても大切なのですが、実際に職場で実践しようと思うとなかなか難しい……というのが実際ではないでしょうか。

また、あまりにも「自殺」を意識づけてしまうと、もし仮に、同僚が亡くなってしまったときに、「もっとできることがなかったのか……」と重い十字架をずっと背負わなくてはいけなくなってしまいます。

自殺を意識づけるのも大切ですが、その前に、職場の人間関係やストレスなど、もっとできることがたくさんあるはずです。なぜなら、楽しく働くことができていれば、そもそも、自殺を考えなくても済むからです。

そこで今回のテーマは『「自殺予防」の前に必要なこと ~ ちょっとの工夫が働きやすい職場を作る ~』としました。

内容は……

  • アンケート結果に見る労働者の現状 ~コミュニケーションの悪い職場に起こる悲劇~
  • 「自殺予防」の前に必要なこと ~「意識の持ち方」が仲間との関わり方を変える~
  • ちょっとの工夫が働きやすい職場を作る ~周りをサポートするコミュニケーションスキル~

現状は現状としてお伝えしたうえで、「自殺」までに行く前の、もっと日常の中で実践できる内容に落とし込みたいと思いました。

最後に、連合新潟上越地域協議会の早川事務局長はじめ、青年女性委員会のみなさま、関係者のみなさま、ありがとうございました。みなさまのお役に立てていましたらうれしいです。

関連記事として「中小企業のメンタルヘルス対策に、今、必要なこと」をITmediaエンタープライズに寄稿しました。こちらも合わせてご覧ください。

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著者

竹内義晴
竹内義晴NPO法人しごとのみらい理事長
1971年生まれ。新潟県妙高市出身。自動車会社勤務、プログラマーを経て、現在はNPO法人しごとのみらいを運営しながら、東京のIT企業サイボウズ株式会社でも働く複業家。「複業」「多拠点労働」「テレワーク」を実践している。専門は「コミュニケーション」と「チームワーク」。ITと人の心理に詳しいという異色の経歴を持つ。しごとのみらいでは「もっと『楽しく!』しごとをしよう」をテーマに、職場の人間関係やストレスを改善し、企業の生産性と労働者の幸福感を高めるための企業研修や講演、個人相談を行っている。サイボウズではチームワークあふれる会社を創るためのメソッド開発を行うほか、企業広報やブランディングに携わっている。趣味は仕事とドライブ。

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