「本当の」プラス思考になる方法

 

ビジネスパーソンに限らず、よく、「プラス思考が大切」と言います。

仕事をしていると、さまざまな問題や課題を抱えます。できれば、それを機会と捉えて前向きに解決していきたいものです。

しかし、この「プラス思考」が意外と難しい。

そこで、プラス思考の一般解と、本当のプラス思考を比較しながら、プラス思考になる方法についてお話します。

プラス思考の一般解は「ネガティブことを考えないようにする能力」

プラス思考の一般的な考え方は、「ネガティブな出来事をできるだけ考えないようにして、ポジティブな考えで覆ってしまおう」という考え方です。そこには、「単に否定する」「覆い隠す」「無視する」のようなイメージがあります。

けれども、ネガティブな出来事は実際に起こっていて、感情もすでに抱いています。これらをできるだけ考えないようにする(無視する)のは難しい……ここに、プラス思考の難しさがあります。

本当のプラス思考は「状況をさまざまな角度から見れる能力」

本当のプラス思考は、ネガティブな状況を単に否定したり、覆い隠したり、無視したりはしません。

状況をさまざまな角度から見れる能力です。

たとえば、多くの人にとって雨は気分を憂鬱にさせます。しかし、雨を晴れに変えることは難しい。

そこで、次のような言葉を使って、その状況が役立つシーンを考えて見ます。

  • この考え方が役立つシーンはないか?
  • この状況が役立つシーンはないか?(○○のおかげで~、○○だからこそ~)

たとえば、ネガティブな考え方はリスクヘッジに役立ちます。また、雨という状況は、ゆっくりと本を読んだり、静かに考えたりするのに最適です。

大切なのは「状況を受け入れること」

プラス思考で最も大切なことは、ネガティブな状況を単に否定したり、覆い隠したり、無視したりすることではありません。

状況を受け入れた上で、それをどう活かすかが大切。これが、本当のプラス思考です。

物事の捉え方は、性格には関係なく単純な思考習慣です。日ごろから物事をさまざまな角度から見る習慣をつければ、自然とプラス思考になれます。先行きが見えにくい現代だからこそ必要な思考習慣です。

参考:コミュニケーション心理学NLPの考え方

コミュニケーション心理学NLPでは、「状況を受け入れ、それを活かす能力」のことを「リフレーミング(refreming)と呼んでいます。リフレーミングを取り入れることで、相手を、そして、自分を、よりよい方向へ導きます。

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著者

竹内義晴
竹内義晴NPO法人しごとのみらい理事長
1971年生まれ。新潟県妙高市出身。自動車会社勤務、プログラマーを経て、現在はNPO法人しごとのみらいを運営しながら、東京のIT企業サイボウズ株式会社でも働く複業家。「複業」「多拠点労働」「テレワーク」を実践している。専門は「コミュニケーション」と「チームワーク」。ITと人の心理に詳しいという異色の経歴を持つ。しごとのみらいでは「もっと『楽しく!』しごとをしよう」をテーマに、職場の人間関係やストレスを改善し、企業の生産性と労働者の幸福感を高めるための企業研修や講演、個人相談を行っている。サイボウズではチームワークあふれる会社を創るためのメソッド開発を行うほか、企業広報やブランディングに携わっている。趣味は仕事とドライブ。

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