新潟県妙高市『多様な高度人材と企業を変える「人材不足解消セミナー」』を開催
しごとのみらいの竹内義晴です。
2022年11月9日(火)に、新潟県妙高市にて、『多様な高度人材と企業を変える「人材不足解消セミナー」』を開催しました。
11/9(火)に、新潟県妙高市で、『多様な高度人材と企業を変える「人材不足解消セミナー」』を開催しました。
実は、妙高市では、地域の企業と都市部人材(に関わらず、地域外も)を、複業でマッチングする取り組みをはじめていまして、しごとのみらいでは、実務を委託されています。現在、5人のメンバーと「複業人材チーム」を組み、その仕組みづくりに取り組んでいます。
都市部では、ある程度認知されてきた複業ですが、地域は「これから」というのが、個人的な肌感覚です。そこで今回は、新潟で複業マッチングサイトを運営している若き起業家、株式会社Ripariaの室田雅貴さんと、複業人材のチームで会社を運営していて、サイボウズのエバンジェリストでもある、株式会社MOVEDの渋谷雄大さんをお招きして、複業人材活用に関するお話を、地域の企業のみなさんにしていただきました。
まず、わたしが地域複業に関心を持ったのは、新潟を拠点に東京のサイボウズ株式会社で複業をはじめたのがきっかけです。「もしも、この逆の働き方──つまり、地域の企業に、都市部の人たちが複業できたら、地域の企業にとっても、都市部の人にとってもいいはず」という気づきがきっかけです。
今回のセミナーは、新潟県妙高市の「新井商工会議所」さんとの共催で開催しました。事前の打ち合わせで、新井商工会議所さまからは、「地域の企業は人材不足である」という話を伺いました。そこで、今回のセミナーでは「人材不足」に焦点をあてました。セミナーの内容につきましては、告知ページをご覧ください。
セミナー後、複業人材チームと新井商工会議所の担当者さんと、セミナーの振り返りをしました。その中で、印象に残る一言がありました。それは、「今回は、人手不足に困っている会社と、人材不足に困っている会社と、2つに分かれていましたね」という言葉です。
いくつかのアンケートに「うちの業界では無理そう」という意見が書かれていました。ここでいう「うちの業界」というのは、たとえば、建設業、小売業や、飲食店・飲食、サービス業、介護事業といった、「人の手が重要な役割を果たす業界」です。
地域複業のような関わり方は、「週1~2日程度、基本リモートで、ときどき現場で」といった働き方が中心になるため、確かに、人の手が重要な役割を果たす業界では、難しいのかもしれません。
一方、業務を見直すことによって「人手が掛かる業務そのものを変える」といった関わり方もあるでしょう。そのような関わり方をするのが「人材」です。
少子高齢化にともない、日本の社会では労働力人口が減っています。今後も、この流れは変わりそうにありません。「そもそもを見直す」取り組みも、時には必要なのではないでしょうか。
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