「仕事が楽しい」に変わる6つのステップ

「仕事が楽しい」に変わる6つのステップ

仕事が楽しいと感じられたい状況にいるとき、どのようにしたら楽しいと感じられるようになっていくのでしょうか。

そこで、「仕事が楽しい」に変えていくステップを考えてみました。

「仕事が楽しい」と思う自分を許す

最初のステップは、「仕事が楽しい」と思う自分を許すことです。なぜなら、「仕事とは厳しいものだ」「つまらないものだ」と決めていると、なかなか「楽しい」とは感じられないからです。

とはいえ、実際の仕事には、つらく、苦しく、理不尽や思いをすることがたくさんあるかもしれません。それでも、まずは、「仕事に楽しさがあってもいいかも?」「仕事に楽しさを感じてもいいかも?」のような「かも?」からでかまいません。あなた自身に、仕事が楽しく感じてもいい許可を出してあげてください。

触れる情報や付き合う人を選ぶ

私たちの思考は、触れてきた情報によって作られています。そこで、触れる情報を選ぶようにしましょう。楽しいと感じる本を読んだり、ご機嫌になれる音楽を聴いたり、いい気分になれる場所に行ったりしてみましょう。

また、付き合う人を選ぶのもいい方法です。「類は友を呼ぶ」といいますが、仕事に楽しみや喜びを見出している人の周りには、そのような人が集まります。なぜなら、一緒にいると心地よいからです。

逆に、嫌な気分になる情報や人にはできるだけ触れないようにします。メディアの情報なら、自分の意志で選べます。

とは言え、仕事上、嫌な気分にさせる上司や顧客に会わざるを得ない場合もあるかもしれません。それでも、「できるだけ“ご機嫌”を保つ」ように意識することです。

「強み」を知り、生かす

仕事の中で楽しさを感じるためには、自身の「強み」を知り、仕事に生かすのもいい方法です。なぜなら、得意なことをしていると、楽しく感じることができるからです。

@IT自分戦略研究所に寄稿した、自分の強みを見つける問い「プログラムの何が好き?」を考にしてください。

小さな「できること」をやってみる

仕事の中で、「本当はこうした方がいいのにな」と思う、小さなことをやってみましょう。小さな成功体験は、小さな自信や自己肯定感を持たせてくれます。

例えば、「記入しなければならない報告書」や「経理への領収書の提出」など、「面倒くさい」と思うことは誰しもがあるはずです。いつもは、何も考えずにやっている作業に対して、「もう少し簡単にできる方法はないか」を考え、やってみます。もし、改善する権限がなければ、関係者に提案してみるだけでもいいでしょう。

身近なことや単調な仕事など、「当たり前」の中に新たな発見ができる人は、本当にクリエイティブです。

「楽しい」と感じたときに楽しさを味わう

仕事の中で、または、プライベートで、何かしらに「楽しい」と感じることがあったときには、その感覚をよく味わうようにしましょう。

「今までできなかったことができるようになったとき」「プロジェクトが成功したとき」「上司や同僚から“いいね”と言われたとき」「顧客から“ありがとう”と言われたとき」など、「楽しい」「うれしい」「やった!」などのポジティブな気持ちなら、何でもOKです。

何に「楽しい」と感じるのかを知る

「楽しい」と感じているときには、頭部や頸部、胸の当たり、おなかのあたりなど、「ワクワク感」「成長感」「充実感」といった、身体感覚があります。

その感覚に対し、「自分は何に楽しいと感じたのか」「何にうれしいと感じたのか」など、楽しいと感じた理由を考えてみます。楽しさを感じれば感じるほど、仕事の楽しさを感じやすい体質になります。

おわりに~もしも全ての働く人々が「仕事が楽しい」と思えたら~

私たちは子供のころ、「大きくなったら何になりたいの?」と言われて育ってきました。そして、純粋で無垢だったあのころは、「仮面ライダーになりたい」「プリキュアになりたい」のように、大きな声で夢を語りました。

けれども、年齢を重ね、大人になるにつれて、「夢など叶うはずがない」「現実とはこういうものだ」「仕事とはこういうものだ」のように学習してきました。これらの価値観は、私たちを危険から守ってくれました。

一方、これらの学習は、「仕事を楽しいと感じる自由」を奪ってしまいました。その結果、「仕事とは楽しくないものだ」「つまらないものだ」という価値観の中で、毎日働いています。

もし、全ての働く人々が、「仕事が楽しい」と感じられたら……
もし、子どもたちが、「早くお父さんやお母さんのように働きたい」と思えるようになったら……

世の中は、結構変わるのではないかと思います。

それは何も、難しいことではありません。「仕事は楽しくてもいいのかも?」「楽しいことがあってもいいのかも?」と自分に許可を出す。そして、できることからはじめる。それだけでいいのです。

とはいえ、仕事にはいろんな大変なことがありますよね。つらいときは本当につらい。筆者もそうです。その気持ちはとてもよく分かります。

けれども、全部が全部「厳しい」「つらい」ではないはずです。今までを振り返ったときに、一つぐらいありませんか。「チャレンジして良かったな」と思ったことが。周りから評価されてうれしかったことが。仕事に対する価値観を「つらい」から、「楽しい」に変えていくこと……まずは、そこからでいいのではないかと思います。

どうぞ、仕事が楽しくなるように、今できることを選択なさってください。

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著者

竹内義晴
竹内義晴NPO法人しごとのみらい理事長
1971年生まれ。新潟県妙高市出身。自動車会社勤務、プログラマーを経て、現在はNPO法人しごとのみらいを運営しながら、東京のIT企業サイボウズ株式会社でも働く複業家。「複業」「多拠点労働」「テレワーク」を実践している。専門は「コミュニケーション」と「チームワーク」。ITと人の心理に詳しいという異色の経歴を持つ。しごとのみらいでは「もっと『楽しく!』しごとをしよう」をテーマに、職場の人間関係やストレスを改善し、企業の生産性と労働者の幸福感を高めるための企業研修や講演、個人相談を行っている。サイボウズではチームワークあふれる会社を創るためのメソッド開発を行うほか、企業広報やブランディングに携わっている。趣味は仕事とドライブ。

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