「仕事のやる気とメンタルヘルスに関する実態調査」の発表について

報道関係者各位

特定非営利活動法人しごとのみらい
2011年3月7日

「精神的な不安を抱えている人がいる職場は8割」
「仕事のやる気とメンタルヘルスに関する実態調査」結果を発表
― 職場の人間関係やコミュニケーションの課題が浮き彫りに ―

労働者の「やる気」の創出、職場環境の改善やメンタルヘルスの問題解決をサポートしている特定非営利活動法人しごとのみらい(新潟県妙高市 理事長 竹内義晴)は、労働者が抱えているやる気への意識や、職場環境、メンタルヘルスの実態を明らかにした調査結果「仕事のやる気とメンタルヘルスの実態調査(速報版)」を発表しました。

昨今、うつや精神的疾病の増加、やる気の喪失などが社会問題となっています。本アンケートは、「一人ひとりがやりがいを持ち、安心して働くことができる環境を作るために何が必要なのか」「さまざまな課題を抱えた社員に対し、企業はどのように接していけばいいのか」、その方向性を見出すことを目的とし、2011年1月7日~2011年2月10日の間、インターネット調査を実施しました。本レポートは、調査で明らかになった職場や労働環境、労働者のやる気やメンタルヘルスの実体をお知らせするものです。

やりがいややる気に関する調査結果によると、「やる気に最も影響を与えるのは『職場の人間関係やコミュニケーション』」「職場の『将来性』『人間関係』に多くの人が悩んでいる」など、職場の人間関係に関する課題が見受けられます。また、相談環境やメンタルヘルスの項目では、「職場で悩みを抱えている人は8割」「悩みを気軽に相談できる人がいない人は4割」「本当は「上司」に仕事の悩みを相談したいが、できていない」「メンタルヘルスの不安を抱いた経験がある人は9割」「メンタルヘルスの不安を抱えている人がいる職場は8割」などの回答から、職場内で相談できる環境を作ることの重要性が伺えます。

一方、「仕事からやりがいを得たいと思っている人は9割」「現在の仕事にやりがいを感じている人は6割」「自分の成長につながるから、許容以上の仕事量を引き受ける」「メンタルヘルスの相談を受けたら『自分が相談にのる』」など、前向きに働く労働者の姿も浮き彫りとなる結果となりました。

サンプル:206
調査期間:2011年1月7日~2011年2月10日
調査方法:インターネット調査

この資料に関するお問い合わせ先
特定非営利活動法人しごとのみらい 担当:竹内義晴
事業内容:労働者の「やる気」創出、職場環境改善、メンタルヘルスの課題解決サポート
新潟県妙高市毛祝坂141電話:0255-86-3344
メールでのお問い合わせ:http://shigotonomirai.com/contact/
ホームページ:http://shigotonomirai.com/

詳しい調査レポートのダウンロード

※調査結果に基づき、職場のコミュニケーションを改善するために作成した小冊子「仕事のやる気とメンタルケア」もございます。詳しくはこちらをご覧ください

投稿者プロフィール

竹内義晴
竹内義晴NPO法人しごとのみらい理事長
1971年生まれ。新潟県妙高市出身。自動車会社勤務、プログラマーを経て、現在はNPO法人しごとのみらいを運営しながら、東京のIT企業サイボウズ株式会社でも働く複業家。「複業」「多拠点労働」「テレワーク」を実践している。専門は「コミュニケーション」と「チームワーク」。ITと人の心理に詳しいという異色の経歴を持つ。しごとのみらいでは「もっと『楽しく!』しごとをしよう」をテーマに、職場の人間関係やストレスを改善し、企業の生産性と労働者の幸福感を高めるための企業研修や講演、個人相談を行っている。サイボウズではチームワークあふれる会社を創るためのメソッド開発を行うほか、企業広報やブランディングに携わっている。趣味は仕事とドライブ。

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