研修テーマ
職場の課題を話し合いで解決するファシリテーションスキル
ねらい
コーチング、ファシリテーションスキルを実践的に使いこなし、職場で起こっている問題を解決する。
研修内容
コーチングのコミュニケーションスキルを使って、管理職として職場で起こっている課題をロールプレイすることによって、職場の問題を参加者自身で解決する。
研修概略
- コーチングスキルの振り返り
- 職場で起こっている課題の洗い出し
- コーチングスキルを応用して、会議のシーンで利用するファシリテーション法を身に着ける
研修カリキュラム
時間 | 主な内容 |
9:00 ~ 9:30 | アイスブレイク、講座説明 |
9:30 ~ 10:00 | コーチング、カウンセリングスキルの振り返り |
10:00 ~ 11:00 | ファシリテーション―コーチングスキルを会議に生かす
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11:00 ~ 12:00 | 職場で起こっている課題の洗い出し(ブレーンストーミング・グルーピング)
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12:00 ~ 13:00 | 昼食 |
13:00 ~ 14:00 | ファシリテーション―現状課題の洗い出し
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14:00 ~ 15:00 | ファシリテーション―真の課題が解決したゴールイメージを作る
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15:00 ~ 16:00 | ファシリテーション―現状とゴールイメージとの間のギャップを明確にする
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16:00~16:15 | ファシリテーション―各人の行動計画を立てる
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16:15 ~ 17:00 | 全体の振り返りとまとめ |
講師より一言
しごとのみらいの竹内義晴です。
私は元々、「管理職にはなりたくない」と思っていたタイプでした(実際、どんなタイプだったかは、拙著『「職場がツライ」を変える会話のチカラ』のまえがきにあります。出版社のサイトでご覧いただけます)。
「今、何をすべきか」を一人で考えなければなりませんし、部下に的確な指示をしなければなりません。それは、とても大変です。しかも、部下に何かを「お願いする」「命令する」のも苦手なタイプでした。結局、一人で抱え込むしかありませんでした。
けれども、ファシリテーションを勉強してから、管理職としての世界観が変わりました。一人で考えなくてもいいし、無理にお願いしなくてもいい。なぜなら、ファシリテーションは、「みんなで考え」「みんなで行動できる」ようにするための関わり方だからです。
ファシリテーションとは、狭義では「会議の進行役」、広義では「一人ひとりの可能性を引き出し、チームをまとめる力」のことです。
もし、あなたが一人でがんばっていらっしゃったら、ぜひ、「仲間を巻き込む力」を身に着けてみてください。管理職の仕事が楽しくなりますよ。